リフォームの概要: 薪を焚いて過ごす贅沢な時間を教えてくれた14年目のリフォーム
リフォーム概要
震災以降、「電気だけに頼らない暮らしがしたい」と薪ストーブの設置を決まられたKさんご夫婦。薪ストーブは外気を取り入れて薪を燃やし、煙突から排気する必要があるので、施工にあたっては壁や屋根に穴を開けなければなりません。気密性の高いスウェーデンハウスの性能を損なうことがないよう、綿密な計画と施工で薪ストーブの導入を実現しました。
建物タイプ
スウェーデンハウス 築年数14年
リフォームの概要
リフォーム面積:__㎡
リフォーム施工:スウェーデンハウス
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念願の薪ストーブを設置してからは、リビングでの過ごし方も一変。朝が早いご主人は5時頃に着火。夕方には奥様が火を焚いておくのが冬の間の日課となりました。玉ねぎやキノコなどのホイル焼きや焼き芋などの料理に使ったり、スチーマー代わりの鍋に精油を垂らしてアロマを楽しんだり。暖かさだけでなく日々の暮らしへ潤いを与えてくれるアイテムです。
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ご夫婦おふたりの暮らしにはちょうど良いサイズ感だった「アイアンドッグ」の薪ストーブ。アイアンの縁取りが施されたタイル張りの炉台・遮熱壁も、インテリアにマッチ。
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薪ストーブを設置するリフォームで一番のポイントになるのが煙突。薪を効率よく燃焼させるために不可欠なドラフト(上昇気流)を起こし、燃焼ガスなどを室内に逆流させることなく外に排出する役割を担うものです。家の気密性や断熱性を確保するため、メンテナンスも考慮しながらある程度の高さまでの煙突囲いを設置しました。
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薪ストーブの下には、炉台(炉床)の設置が必要。建築基準法や消防法、その地域の条例に基づき、家の構造や薪ストーブの種類によっては遮熱壁も必要になってきます。K邸では、ストーブの下に外気導入パイプを設置しました。